Hammer's-Photo/日々雑観

ユーザーにとっての自由度。メーカーにとっての自由度。

GXRの規格には撮像素子のサイズにとらわれない自由度がある。
ユーザーもそこに撮像素子にとらわれない自由なデジカメの未来を予感する。
しかし残念な事に現在発売を予定しているユニットを見る限り
規格自体から受けた第一印象の自由な未来を予感させる物は何も無い。

GRDに気を使い広角側単焦点の開発については曖昧なまま、
コンパクトデジカメユニットが2つも発売予定。
あくまでこれは個人的な見解ではありますが
便利ズームを根幹にして単焦点レンズでその脇を固めるというのが
本来の正統的なレンズ交換式カメラの活用法なはず。
将来的には単焦点ユニットが用意される事は間違いないのでしょうが少なくとも発表直後に
その未来を予感させる様なロードマップを提示出来ないシステムは魅力半減、いや半減以下です。

ユーザーが望むのは商品開発の自由度ではなくて、撮影行為に関する自由度のはずです。


一眼レフの呪縛を払いきれなかった4/3は正直伸びしろの少ない規格でしたが
ミラーレスのm4/3には一眼レフのしがらみが無い分自由度があります。
これはメーカーが確信犯的に持たせた自由度に加えて、元々この規格自体に
ユーザーの要求を抱え込める自由度があった事が大きいと思います。
撮像素子の自由度の無さを差し引いても今後2-3年内で楽しむ自由度は充分にあります。

対してGXRには撮像素子の呪縛から解き放たれた自由度があるにもかかわらず
ユーザーの期待する自由度を反映するモノが今ひとつ見えてきません。
今後2-3年をどうやって楽しもうか具体的なモノが何ひとつ見えてきません。
GXRの自由度は少なくともユーザーの方を向いた自由度であってほしかった。

まぁこれだけ自由度自由度と書いておいてGXRが大ヒットだったりするといろんな意味で「何だかなぁ」なんですが。

最後の期待は『GXRの発売と同時に今後のロードマップを大々的に発表』、これです。
待ちきれないでm4/3に飛んだ自分にとっては誤算ではありますが、
これはこれで将来的に散財の選択肢がもうひとつ増える楽しみを伴う嬉しい誤算。
急遽・急造でも構わないので是非ともこの『大誤算』を味あわせてもらいたいものです。









「あんた(達)の為に用意する単焦点ユニットの具体的な予定なんて無いわよ!」
「だまって私の将来に期待して、おとなしく予約してればいいのよ!」

・・・じゃあいいよ、他のデジカメにするからさ。

「べ、別にあんた(達)なんかの為に単焦点ユニットを充実させる訳じゃないんだからねっ!」

・・・これはいわゆる『ツンデレ』ってやつですね(笑)
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by hammer0011 | 2009-12-03 01:30 | Comments(4)
Commented by shinashina-x at 2009-12-03 16:22
GXRのレンズラインナップは微妙ですね。

CXもどきもせめてCASIOのC-150やFH25と同じ、超高速連射やハイスピードムービーが撮れるとなれば多少はその価値も上がるかも知れないかな>勿論動画中のズームも可能

個人的には標準、広角、ポートレート、望遠の4種類位は発表しておくべきだと思いますよ。
Commented by top-to-toe at 2009-12-03 18:23
愛の劇場。笑えました。

ご主人様の勝ち(笑)
Commented by hammer0011 at 2009-12-04 00:57
しなしなさん>
社内の事情などもあるとは思いますが一心不乱さが無いというか、
GXRに懸ける思いが今ひとつ伝わって来ないというか・・・
このユニットでこんな事が出来るんだ!といった一芸があればまた違うとは思いますが
現状ではそういった事も感じられないのは残念です。
Commented by hammer0011 at 2009-12-04 01:05
top-to-toeさん>
気まぐれに振り回されっぱなしのオトコゴコロです(笑)

でもまぁ発表するほどのモノはきっと無いのだと思います。
普通なら自ら盛り上がった気運に冷水をかける様な事はしないでしょうからね。