Hammer's-Photo/日々雑観

CP+に行って来ました/04

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富士フイルム FinePix X100は良くも悪くも『重厚な軽薄』
初心貫徹で雨後の筍のように安易な派生廉価モデルの追加だけは避けて頂きたい。

製品の付加価値とは必ずしも「品質と価格の高さ」だけでは維持して行く事は出来ません。
ユーザーへの配慮として積極的なファームアップによる機能追加や使用感の随時向上などの
細やかな対応で購入直後から始まる製品の陳腐化を抑止する為のメーカー努力に期待します。




クラカメやトイカメなど女子カメラ系からレンジファインダーやデジタル一眼の使用者まで
多くの人が興味津々の新製品の為、ブースの前には30分以上待ちの列。
老若男女様々な人が並ぶこの列にX100の持つ潜在的ユーザー層を実感させられました。

もちろんシッカリと創られた製品である事に間違いは無いのですが意地悪な言い方をすれば
コンセプトが先行して「この外観に詰め込める技術を新規に開発」したと言う印象。
例えばハイブリッドビューファインダーは技術的に素晴らしいとは思いますが
実際の使用状況を想像するとメーカーが言う程にはその必然性・利便性を感じません。


光学ファインダーの長所短所
リアルタイムの実像を確認しながらの撮影の為タイムラグの減少が可能。
ブライトフレームのみで二重像等は無くファインダー内での細かいピントの確認が難しい。

電子ビューファインダーの長所短所
ブライトフレームの枠外を排除した状態で撮影実像を確認しながらの撮影が可能。
電子ビューファインダー内で撮影時拡大表示等の機能は無くピント確認が難しい。


それぞれの長所は理解出来るものの短所を補完するといった意味合いは弱そうです。
特にMFでのピントの追い込みに関しては必要性は低いながらも実用的とは言い難く。
結果的には「どっちか固定で安価になるならそれで十分」と言えなくもありません。

個人的には光学と電子の両ファインダーの機能的な差別化をもっとハッキリさせた方が
新技術であるハイブリッドビューファインダーの特徴がもっと際立ったのではないかと感じました。
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by hammer0011 | 2011-02-11 12:30 | Comments(0)