Hammer's-Photo/日々雑観

『クローバーフィールド/HAKAISHA』感想

ネタバレはありませんが何も知りたくない方は読まないで下さい






「何か大きなチカラが都市を蹂躙する」という系列での
「ディザスター(災害)映画」のひとつとして楽しみにしていた作品です。

個人的に記憶に残る大作(傑作かどうかは別ですが)としては、
『インデペンデンス・デイ』/1996年
『GODZILLA/ゴジラ』/1998年(共に監督ローランド・エメリッヒ)
『宇宙戦争』/2005年(スティーブン・スピルバーグ)

無邪気な(陽気な?)エメリッヒ2作品に比べて
『宇宙戦争』の決定的な無力感には「9・11」の影響を色濃く感じます。
(既にこの事は多くの場所・機会で様々な人に語られています・・・)
『クローバーフィールド/HAKAISHA』にも同様のカラーを感じました。


そこに『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』以降散見される様になった
徹底的に俯瞰画像を排除、当事者たちの目線のみで語られる物語進行を加味。
本作はハンディカムを通した映像によって観客一人一人を現実から引き離し、
そして画面の向こう側で起こっている(仮想)現実へと観客を惹き込みます。

観客側としては「怪獣映画」としての期待も大きいかもしれません。
純粋に「怪獣映画」としては色々と難を感じる部分が多いのも事実です。
また、プロモーション等も含めてかなり思わせ振りな部分もあり
本編のみで全て完結した完成度の高い作品とは決して言い切れません。



『クローバーフィールド』は賛否の分かれる難しい映画でしょう。
そんな中で個人的には気に入った部類の作品と言えますが、
全然面白くなかったという人がいたとしても別に驚きはしません。

無責任ですが、これはそういう種類の映画です。



注意
公式HPの警告文通り、画面の手振れなどで気分が悪くなる恐れがあります。
観賞をご予定の際には充分ご注意下さい。
テーマパークのライド系アトラクションが大丈夫であれば平気だと思います。
(自分はあれが苦手ですが何とか大丈夫でした)
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by hammer0011 | 2008-04-11 23:30 | Comments(0)