
『銀河鉄道(松本零士)リスペクト』
思う様に撮れない中で偶然に出会う幸運があるからこそ写真は楽しいのです。
昨夜もベランダ流星群撮影に挑戦しましたが画角にしっかり入った流星は小規模なのが数個。
狙っていた冬の大三角の外側を大きな流星がいくつも流れて行きました・・・
オリオン座以西かプロキオン以東を狙っていたらしっかりとした流星が撮れていたかもしれません。
まぁ今回は「たられば」は封印して「昨年よりは撮れる様になった」と前向きに自己評価。
こうした経験値の地道な積み重ねは絶対に無駄ではないのですから。
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by hammer0011
| 2013-12-15 17:00
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上)2013年12月14日/プロキオンとシリウス
E-PL2+ZD14-54ll (ISO800/絞り開放/15秒/ナノ・トラッカー使用/画像調整後トリミング)
観測場所の関係で方角的にオリオン座を追えずギリギリでプロキオンとシリウスが入りました。
下)2013年12月14日/午前4時から5分間・南の夜空
GF1+G20/1.7 (ISO800/f2/8秒/三脚撮影/『StarStaX』にて30枚合成後に画像調整)
とりあえずふたご座から南に流れる流星が拾えたらと思い定点撮影。
こちらは比較明合成を前提に考えていたので想定に近い画像。
彗星撮影とは違って撮影の間もゆっくり空を観ていられるので同時に目視観測も可能でした。
そのためカメラの画角に入らなかった分も含め、ある程度な数の流星を観る事が出来ました。
撮影結果は今ひとつでしたが、やはり流星は撮るよりも実際に観る方が何倍も良いですね。
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by hammer0011
| 2013-12-14 19:00
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2013/12/12/AM5:00頃 都内にて「ラブジョイ彗星/かんむり座・ヘラクレス座境界付近」
E-PL2+EF200mm/F2.8L(×1.4テレコン&マウントアダプター使用)
ISO800 15秒 絞り開放 ナノ・トラッカーにて自動追尾撮影
換算560mm(トリミング無し) Photoshopにて撮影画像を調整
ああ。やっとノートリミングで見せられる画像が撮れた。
都内光害影響下、明け方の東の夜空ではこの辺が限界か。
連日の早起きは結構大変でした。
それにして・・・ある程度名前のある星などを画角に収めないと解説が難しいですね。
解説・説明スキルは純粋に専門知識の有無と直結する部分だけに誤摩化す事は出来ません。
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by hammer0011
| 2013-12-12 22:30
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2013/12/11/AM5:20頃 都内にて「ラブジョイ彗星/かんむり座σ付近」
E-PL2+EF200mm/F2.8L(×1.4テレコン&マウントアダプター使用)
ISO1000 15秒 絞り開放 ナノ・トラッカーにて自動追尾撮影
換算560mm Photoshopにて撮影画像を調整・彗星付近でトリミング
画像の左上明るい星が「かんむり座σ」です。
ナノ・トラッカーの回転が落着く前に撮影した画像なので追尾が追い付いていません。
もう少し時間を置いてから撮った画像は綺麗に追尾していたものの彗星の位置が中途半端。
かんむり座を辿って彗星の位置を予測しレンズの方向を決定し撮影しながら位置を調整。
画像を確認しフレーミングを決めて行くのですが肝心な所で毎回彗星をロスト・・・
「お!彗星発見!」>「よしよし少し位置を変えて・・・」>「あれ?どこ行った?」
そんな事を何度も繰り返しているうちに空が明るくなり始めてしまいました。
原因は
・望遠レンズなので少しの移動で大きく位置が変わる。
・自由雲台使用なので移動時や固定時に誤差が出てしまう。
純粋な星見機材に比べて普段使いの撮影機材はどうしても作業効率の面で劣ってしまう。
こういった経験が本格的機材導入への入口になる事はデジスコで経験済み。
しかし熱に浮かされた散財は無意味では無いにしろ無駄であるという事実も知っています。
結局は所有機材を最大限に利用して楽しむ方向性こそが今の自分には合っている様です。
今は何よりも明け方の暗く寒い空の下で試行錯誤しながら撮る事自体が楽しくて(笑)
それでももう少し精度の高い自由雲台くらいは追加しても良いかもしれませんね。
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by hammer0011
| 2013-12-11 19:30
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2013/12/4/AM4:45頃 都内にて「ラブジョイ彗星/うしかい座ネカル付近」
E-PL2+EF200/2.8L(マウントアダプター使用)
ISO800 20秒 絞り開放 ナノ・トラッカーにて自動追尾撮影
換算400mm Photoshopにて撮影画像を合成調整・トリミング
この日は うしかい座のネカル付近にラブジョイ彗星があると言う事だったので
アルクトゥルスを目印にネカルを探し出し比較的簡単に捕捉することが・・・
・・・と言いたい所ですが。
星見経験値がほとんど無く星空撮影者としては素人以下の自分の事。
背面液晶の小さな星明かりと星図と撮影画像を比較確認しつつネカルを探し出したら
何と運良くラブジョイもおまけで写ってくれていたと言うのが現実です(笑)
画像は僅かな光の濃淡をあぶり出す様に調整したものなので実際ここまでハッキリは見えません。
光害の影響が少ない夜空ならば肉眼での確認も可能らしいのですが都内ではなかなか難しい。
それでも背面液晶にうっすらと姿を現した彗星の尾を観た時にはとても嬉しかった。
画像処理も「肉眼視とは違うが大きく嘘の無い彗星」を目標に仕上げてみました。
トリミング無し画像
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by hammer0011
| 2013-12-05 00:00
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2013/12/2/PM9:30頃 都内にて/オリオン大星雲付近
DMC-GF1+EF200/2.8L (マウントアダプター使用)
ISO400 20秒 絞り開放 ナノ・トラッカーにて撮影
換算400mm Photoshopにて画像を調整・トリミング
GF1のJPEGで撮った画像は暖色系の発色傾向なのですがその辺を残しながら調整すると
星雲の辺りが何となくモヤッとしてなかなか良い感じに仕上がったりします。
比較してみるとE-PL2はどちらかと言えばサッパリとした仕上がりになる様です。
画像調整を最小限に考えた場合、GF1の発色傾向の方が自分の好みには合っている様に感じます。
もちろんこの辺は個人的な好みの問題なので「GF1が最高!」という意味ではありません。
基本性能に関しては発売当時の他社機種と比べても決して褒められたものではありません。
自分の数少ない偏った所有機種を比較した際に「そう感じた」程度の感想なのを御理解下さい。
しかしそういった機材であってもこうして星撮りを楽しめるという事自体に間違いはありません。
デジタルカメラを使用して様々な可能性を気軽に楽しむ事が出来るとは本当に良い時代です。
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by hammer0011
| 2013-12-04 00:00
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2013/12/1/AM0:00頃 都内にて/オリオン大星雲付近
E-PL2+EF200/2.8L(×1.4テレコン&マウントアダプター使用)
ISO800 30秒 絞り開放 ナノ・トラッカーにて自動追尾撮影
換算560mm Photoshopにて撮影画像を合成調整 トリミング無し
これ以上の画像を求めるのであれば精度の高い専用機材が必要になるでしょう。
まぁその辺の妥協はデジスコやってた頃に経験済みなので割り切って楽しんでます。
(個人的覚書)
・画像調整までを含めて考えた設定・撮影を心掛ける(階調が豊かで無理のない画像データ)
・ナノ・トラッカーの精度もあり望遠系レンズは30秒まで(可能な限り明るいレンズを使用)
・E-PL2の高感度・長時間露光耐性はISO800までが許容範囲(ボディによって変わる要素)
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by hammer0011
| 2013-12-03 00:00
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2013/11/30/AM3:40頃 上)オリオン座 下)ふたご座と木星
E-PL2+40mm/F2 ISO800 開放 画像複数枚をPhotoshopにて合成調整
35mm換算80mmの画角でちょうどピッタリ収まる様です。
どちらも複数枚を合成調整した画像をノートリミング。
オリオン座は30秒露光で出来るだけ多く星が写る様に。
ふたご座は木星が明るかったので全体的なバランスを見て5秒。
少しオーバー寄りに撮った画像を復数枚合成してノイズを減らした後
トーンを調整して星と夜空の明るさの落としどころを探しながら調整。
ホワイトバランスや星の色合い等は今後の課題といったところでしょう。
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by hammer0011
| 2013-12-02 00:00
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『アイソンが観られないのならラブジョイを観ればいいじゃない』
2011/11/30/AM3:30頃 ラヴジョイ彗星(都内にて観測)
上)彗星付近で大幅にトリミング
下)オリジナル画像/画面左上にアリオドとアルカイド
「哀損」となってしまった今、「LOVE女医」に慰めてもらっている天文ファンも多いらしい・・・
金曜深夜「にわか天体撮影者」である自分も自宅付近でお手軽ラヴジョイ観測を決行する事に。
しかしながら三脚座の固定に問題があって望遠系の撮影結果が今ひとつ。
そこで気を取り直して比較的楽に被写体を導入出来る40mm/F2(換算80mm)を使用しました。
おおぐま座アリオドとアルカイドを目印にラヴジョイの位置を予測してカメラの位置を決定。
街灯りの影響がある夜空、うしかい座の付近にうっすらとラヴジョイ彗星を写す事が出来ました。
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by hammer0011
| 2013-11-30 13:30
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2013/11/28/PM11:30頃/オリオン大星雲
E-PL2+EF200/2.8L(×1.4テレコン&マウントアダプター使用)
ISO800 WBオート 30秒 絞り開放 ナノ・トラッカーにて自動追尾撮影
換算560mm Photoshopにて撮影画像を合成調整 トリミング無し
これまではテレコン使用時の画質劣化を懸念していましたが望遠の不足をトリミングで補完するより良好な結果が出せました。今回同時に2倍のテレコンも使用してみたのですが画面が暗くなり露光時間も長目にとる必要はあるもののピントの追い込みはこちらの方が正確で撮影画像の歩留まりも意外に良くまとまりました。
等倍で見れば鮮鋭度に欠けた画像ではありますが通常機材にナノ・トラッカーを加えただけでここまで出来るとは思っていませんでした。もちろん良好な結果を得るためには撮影時に色々と気をつける事も多くその点は必ずしも「手軽」ではありませんが、肩肘張らずに「気軽」に使える面白い製品だと思います。
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by hammer0011
| 2013-11-29 07:00
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